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和伎座天乃夫岐賣神社(涌出宮)
御鎮座: 京都府木津川市山城町平尾里屋敷61-9
御祭神: 天乃夫岐賣命、市杵嶋姫命、田凝姫命、湍津姫命
社格: 式内社、旧郷社
御神紋/社紋: 下り藤
御由緒: 称徳天皇(在位:764~770)の御世の天平神護2年(766)、伊勢國は度会郡五十鈴川の畔
の舟ケ原から天乃夫岐賣命の御分霊を勧請したことに始まると伝わる。当社に伝わる『和
岐座天乃夫岐賣大明神源縁録』によると、天乃夫岐賣命は天照大神の御魂とのこと。
天乃夫岐賣命という御神名は他に類を見ないが、「恐れ多く、神秘なるが故にかく称し上げ
た」といった旨が記されている。後に、宗像三女神の市杵嶋姫命、田凝姫命、湍津姫命を
やはり伊勢より勧請し、併祀した。
伝説によると、当地に天乃夫岐賣命を勧請した際、一夜にして森が涌き出し、四町八反余
りが御神域となったという。人々はこの御神徳を称えて御神域を「涌出の森」と呼んだ。
これが、社号の別称「涌出宮」の由来である。涌くという言葉が水を連想させるためか、当
社は山城國の祈雨神十一社のうちの一社に数えられていた。
社務所改築前の発掘調査で弥生時代中期の竪穴式住居跡が確認されており、境内一帯
からは弥生式土器、石器なども出土している。
毎年2月に齋行される御田植え神事『いごもり祭』は、天下の奇祭として知られている。
撤饌: 和三盆糖の打ち物、紅白各4個入り1箱。
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